りんごは冷凍でも冷蔵でも保存が可能です。
常温はその時の気温などによります。
今回は、「いざ良いりんごをたくさんゲットしたけど、保存方法が・・・」というあなたに、りんごの保存方法・期間について紹介します。
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りんごを冷凍保存する方法
冷凍・冷蔵・常温保存が可能ですが、それぞれ違いや特徴がありますので、細かく見ていきましょう。
- 冷凍保存
- 冷蔵保存
- 常温保存
冷凍の保存方法と特徴
りんごはそのままの状態でも冷凍できますが、りんごの水分の蒸発を防ぐために、必ず冷凍用保存袋にいれて、冷凍しましょう。
袋の大きさにもよりますが、1袋に1~2個程度が、のちのち便利です。
保存袋におさめたりんごは冷凍室へいれておきます。
りんごを適当な大きさに切ってからでもOKですが、やはり保存袋を用いましょう。
保存期間
冷凍したタイミングのりんごの状態にもよりますが、1.5か月を目安に使い切りましょう
冷凍後の栄養、味、食感の変化
果物の甘みである果糖は、冷凍すると甘みを増します。
しかし、りんご特有のシャリシャリ食感は失われてしまいますのでご注意を。
赤ん坊の離乳食や、りんごジャムへの加工、スムージーに加える一品など、甘みは増やしつつ、食感が大切でない調理に活用しましょう。
さらにりんごの栄養について知りたい方はこちら
⇒ りんごの栄養成分と効果効能。皮が大事?風邪にも効く?
解凍方法
丸のままか、カットしたのか、また切った大きさや、室温にもよりますが、意外に短時間で解凍できるのがりんごの特徴です。
冷凍庫から取り出して、5~6分放置しておき、様子を確認してみてください。
丸のまま冷凍しても、5~6分で包丁が入る固さまで、解凍できていると思います。
逆に、あまりに長い時間放置しておくと、りんごの水分でベチョベチョになってしまいます。
この水分に栄養分も含まれているので、スムージーや、りんごシャーベットとして活用する場合は、解凍のしすぎにお気を付けください。
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りんごを冷蔵保存する方法
冷蔵の保存方法と特徴
りんごは乾燥に弱いので、やはり保存袋におさめてから冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
水分が抜けると食味も見た目もよくありません。
またりんごはエチレンガスを出して、他の果物や野菜などの熟成を進めてしまうので、保存袋の口はしっかりと閉じてエチレンガスを封じ込めておきましょう。
そのままで保存できない訳ではありませんが、保存袋の活用をおススメします。
保存期間
保存袋に入れて、3週間を目安にして使い切りましょう。
りんごを常温保存する方法
常温の保存方法と特徴
りんごは、冬場であれば常温保存が可能です。
暖房が効いていない、日の当たらない場所で、段ボールに入れた状態で保存できます。
保存の適温は0~5℃。
気温が15℃を越えるような環境では常温保存を控えてください。
鮮度がみるみる内に失われて、すぐに劣化するばかりか、腐ってしまいます。
保存期間
冬場の適切な環境で2~3週間です。
気温が10℃を越えるような場所なら、常温保存は控えて、冷凍もしくは冷蔵保存に切り替えましょう。
りんごをカットしてしまったら?
りんごの中身が空気に触れると、すぐに茶色く変色してしまいます。
切ってすぐ茶色に変わったものも、無毒・無害ですので食べても大丈夫ですが、ここはしっかりと色止めを施したい場面ですね。
食塩水で色止めを行います。
水400~500ccに小さじ半分くらいの食塩水(大体でOK)を作り、カットしたりんごをさらすだけです。
食塩は、レモン果汁でも代用できます。
1~2分も晒しておけば十分で、後は水気をよく取り除き、冷凍・冷蔵保存いずれも可能です。
りんごは腐るとどうなる?
ニオイ
甘酸っぱい嫌な臭いが漂います。
中身
包丁などで切ってみると、真新しい切り口なのに、既に茶色に変色している場合があります。
これはりんごが腐っている証拠です。食べずに廃棄してください。
表面、皮、手触り
シワシワにしなびていたり、フニャフニャとして手応えがないものも腐敗している可能性があります。
フニャフニャ部がりんごの一部である時は、その部分を切り取っても結構ですが、一応やめておきましょう。
良いりんごの見分け方
ハリツヤ、重量感、手応え
皮表面のハリツヤがよく、ずっしりとした重量感があり、シッカリとした手応えのあるものが、良いりんごです。
蜜のありなし
りんごのヘタを上にして台に置いた時、台と接する部分がオレンジ色または柔らかい黄色なら蜜が多い証拠です。
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まとめ
品種や生産地によってさまざまですが、秋冬、大量に出回り始めると1個が100円未満と、とてもお買い得な果物がりんごです。
用途に応じてシッカリと保存して、長い間、美味しく栄養豊富なりんごを楽しみましょう。
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