ダイエットや筋トレをする際に食べたい果物はなんですか?と聞いたら「バナナ!」と答える方は多いかと思います。
最近では女性に人気が高いスムージーやジュースとしてもよく使われていますね。
今回はそんなバナナの栄養素や美容、ダイエット、筋トレにどの様に効果があるのか、バナナにまつわる噂は本当なのかをまとめたいと思います。
バナナの効果効能
筋トレに効果あり?
バナナには炭水化物、つまり糖質が含まれています。
摂取したバナナの糖質は消化が早くすぐにエネルギーへと変わりますので筋トレ前や、筋トレ後の疲労回復に効果的です。
バナナは消化がとても良いためご飯よりも早くエネルギーへと変わってくれますが、よくマラソン中継などでも、ランナーの方へ水と一緒にバナナを配ってる場面を目にすることがありますよね。
すぐにエネルギーへと変わってくれるバナナは運動時はもちろん、朝食を食べる時間がない忙しい時の栄養補給には最適な食べ物です。
またバナナには、筋トレには欠かせないたんぱく質が含まれていて、その代謝を助ける働きがあるビタミンB6も豊富に含まれています。
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バナナは太る?太らない?
バナナの糖質は炭水化物だとお話しましたが、そこで気になるのがカロリーですよね。
確かに、炭水化物と聞くと「太る!」と思ってしまいがちですが、実はそんなことはありません。
ご飯一膳分の炭水化物量60gに対して、バナナ1本に含まれる炭水化物量は25gと案外低いものです。
炭水化物はエネルギーの源でもあるので、摂り過ぎは肥満の原因になってしまいますが、最低限は必要です。
バナナはカロリーが低いだけではなく、何よりもご飯単体に比べて栄養素が豊富に含まれているため、太るよりも痩せ体質を作ってくれる要素の方が圧倒的に多いと考えられます。
腹持ちは良いのに低カロリーなのでダイエットにもおススメです。
食物繊維も豊富なので便秘が解消され、見た目がスッキリする効果もあります。
脳の活性化?
バナナにはタンパク質の一種トリプトファンとビタミンB6が含まれます。
これらは通称「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンという神経伝達物質の原料となります。
このセロトニンには脳の働きを良くし、集中力や記憶力を高めてくる働きがあります。
セロトニンはうつ病や不眠症、イライラ、依存症などの精神的不安を解消してくれる頼もしい成分なのです。
セロトニンは必須アミノ酸であるトリプトファンが原料となっており、ビタミンB6の働きが作用して合成されますが、必須アミノ酸は、人間の体内では生成されず、食べ物から摂取しなければいけません。
またセロトニンは女性の生理不順にも働きかけてくれます。
そして、実のところセロトニンはそのほとんどが腸で吸収されますが、今では腸は第二の脳と言われています。
腸内環境が健やかな脳を作るという言い方もできそうですね。
美容効果は?アンチエイジングも?
ビタミンB6
ビタミンB6は肌や髪の毛の状態を良くします。
また皮脂の分泌を整えてにきびなどの肌トラブルを抑制する作用があります。
そして何よりもビタミンB6には、摂取したたんぱく質の代謝を助けると言う大きな役割があります。
食物繊維、ビタミンB群、カリウム
他にも、バナナは食物繊維やビタミンB群が豊富なので便通を良くし、お肌の調子も整える効果があります。
そしてカリウムもたっぷり含まれているため、むくみ予防ができます。
カリウムは通常水に溶けやすく、調理した食べ物から摂取するには少し苦労するところですが、バナナならそんな心配もないですね。
バナナの栄養成分
バナナは果物の中でもその栄養バランスの良さはピカイチと言われています。
主な栄養成分は、炭水化物、たんぱく質、ビタミンC、ビタミンB群、カリウム、マグネシウム、食物繊維、葉酸、が含まれています。
特にビタミンB6の含有量は群を抜いています。
100gのバナナ(中バナナ約1本分)に0.38mg含まれており、これはキウイフルーツの約3個分に匹敵します。
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まとめ
ここまで見てみて、改めてバナナに秘められた効果効能に驚かれたことと思います。
筋トレやダイエットをしてる方だけでなく、最近イライラする方や不眠が続いて辛かった方もバナナを食べて幸せホルモンを増やしてリラックスできる日々を送ってください。
最後に余談となりますが、バナナを食べる時間帯は朝ももちろん効果的ですが、成長ホルモンが活発になる夜に食べるのもおススメです。
特に育ち盛りのお子さんは夜バナナを試してみてくださいね!
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